
あなたがもし、トラック運転手になりたいと思っていても、未経験者がいきなり業界に飛び込んでいくのは勇気が要りますよね?
トラックを運転するためには、それなりの資格も必要だし、業界の慣習も分からないし…。
そんな風に考えている方にとっては、今がチャンスの時と言えるでしょう。
今の時代がなぜチャンスなんでしょうか?
企業側も未経験者を欲している!?
企業の採用担当者から話を聞いていると、『あえて、未経験の人が欲しい』と考えている企業も多いと気づきます。
「どんな人が欲しいですか?」といった質問に対して
「未経験でも良いのでやる気のある人」
という答えが返ってくることが多いんです(もちろん全ての企業がそう考えている訳ではないのですが)。
普通に考えれば、経験者で即戦力となる人のほうが良いはずですが、ただ、それだけではないようです。
クセのある人材は会社に悪影響
運送会社というのは、それぞれ個性があります。(クセがあるというか…)
荷物の扱い方や、運行経路、コンプライアンスへの意識など。
一旦、一つの会社のやり方に慣れてくると、その会社のやり方が普通になってしまうものです。
また、ある程度経験を積んでくると業界にも詳しくなって、余計(?)な知識がついてきます。
他のドライバーから他社の状況を耳にすることも多くなるでしょう。
そうなると転職した先で
「前の会社はこうだった」
「他の会社のほうが給料が良い」
「規制が厳しすぎてやってられない」
といった不満の声が上がりやすくなります。
一人のドライバーの負の情報発信が会社の雰囲気を悪くしていくんです。
会社の雰囲気を悪くするだけ悪くして、他の会社に移っていってしまう。
最悪です…。
長く勤めてくれることが業績の安定につながる
運送会社にとってドライバーは実際に売上を作ってくれる存在です。
仕事があっても実際に運んでくれるドライバーがいないと1円にもなりません。
クセのある人材は、すぐに辞めて他の会社へ行こうとします。
そうなると突然業務に穴が空きますし、何より荷主に迷惑がかかります。
会社の信用にも関わってきますよね。
それなら、未経験でも自社のやり方をしっかり身につけて、長く勤めてくれるほうが良いでしょ?
未経験者の方は、余計な知識が無い分、すんなりと自社のやり方を吸収してくれます。
だったら、企業側も「未経験でも最初から自社に馴染んでもらったほうが良い」と考えはじめますよね?
最近では、運転免許を入社後に会社負担で取得させてくれる企業も増えてきました。
もちろん、免許を取得した後には数年勤務してもらうことが条件になるとは思います。
ただ、自分で大型の免許を取得しようと思ったら、かなりの金額を用意しないといけないので、会社が負担してくれるのであれば有り難い話です。
大手の運送会社にだって入社できる可能性がある
経験上、大手の企業のほうが、こういった傾向が強いような気がします。
今の時代は、憧れのトラック運転手になり、大手企業で安定した将来を手に入れることができるチャンスなんですよ!
あ、ただ『仕事に対してやる気がある』ことは大前提です。その前向きな気持ちがあれば大手でも入社できる可能性があると思います。
ぼんやりとトラック運転手になりたいと思っている方、思い切って転職活動をしてみてはいかがでしょうか?
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